福岡市中央区で事務所のカビ臭い三菱製の業務用壁掛けエアコンクリーニグをしてきました。
今回ご依頼頂いたエアコンは三菱製で17年位前の壁掛けエアコンです。
事務所に設置されてるのでそんなに汚れてないだろうと思いながら、
現場に到着し、試運転をすると、
臭いが鈍感な僕でもカビ臭いと感じるエアコンでした。
フロントカバーなどを外すと、
やはりこれだけ汚れていればカビ臭いはずだと思うほどの汚れ具合です。
ドレンパンを外すとカナブンやゴキブリの死骸がありました。
まあ、よく水漏れしなかったなぁと思います。
今回は汚れがひどいので、クロスファンも外して洗浄しようかと思いましたが、やめておきました。
理由は以前に東芝製の古いエアコンのファンを外したら、
イモねじとモーターの軸が劣化していて、クロスファンが滑り、
風量が上がらないという事故を起こしてしまったからです。
なので、古いエアコンはむやみに分解するのが怖くなったんです。
まあ、今回は熱交換器は直角になってるので、
熱交換器の裏側もファンを外さなくても高圧洗浄機を当てることができるので、
ベターな選択だと思います。
まあ、今回は洗浄に時間が通常の倍以上に時間がかかります。
洗剤を入れた18Lのタンクをほぼ満タンで1本分、リンスに18Lタンクを2本分です。
熱交換器の表側と裏側を念入りにクリーニングしたり、
クロスファンを念入りにクリーニングしたりとで汚水回収バケツが何杯になったか記憶が無いほどです。
そんなんで、無事にクリーニングが完了し、ピカピカの熱交換器とクロスファンが仕上がりました。
あとは妻が洗浄してくれたドレンパやルーバー、フロントカバー、フィルターなどを取り付け完成です。
カビの臭いも無くなり、お客様も大満足して頂きました。
ここで、カビについて少し書いてみよう!
6月位になるとカビが気になる季節で、
僕らの清掃業界もエアコンクリーニングの繁忙期になります。
理由はみなさんカビが嫌だからです!
この梅雨時期位になるとカビが発生しやすくなり、
知らない間に体内に入り込んだカビが病気を引き起こす可能性があります。
このカビが原因の病気とか予防法を掃除屋さん的にご説明します。
カビとは真菌類と呼ばれる微生物の一種です。その数は30万種類を超えるそうです。
こわい話ですが、一般の家庭では1立方メートルあたり約1千個のカビが浮遊していて、
毎日1万個以上の生きたカビを吸い込んでるそうです。
普段の生活で肺に入ったカビの種類によっては咳がでる病気になるそうで、
その一つはトリコスポロン・アサヒというカビを吸い込むことアレルギーを引き起こす
夏型過敏性肺炎。6月から10月にかけて日本を中心としたアジア特有の病気です。
主な症状は乾いた咳で、症状が進むと息苦しさも伴います。
有名な先生が言うにはカビを吸うのは避けられないが、
吸う機械をなるべく減らすのが感染予防の第一歩だそうです。
そして、一番注意したいのがエアコンと浴室だそうで、
エアコンはフィルターにホコリが付きやすく、内部の結露でカビが増える。
汚れたまま使用すると部屋中にカビをまき散らすことになるので、
定期的に掃除をすることと、使用後に送風運転などを30分程するといいそうですよ!
まあ長々と書きましたが、カビはこわいですね!
私自身勉強になりました!