コンロの焦げ付き汚れを掃除する!

2016年5月15日

最近はエアコン掃除をする機会が多いので、
どうしても僕のお掃除日記もエアコンの事が多くなってしまいます。
でも、エアコン掃除以外にも換気扇の掃除なんかも最近はよくしています。
なぜがエアコン掃除とレンジフード掃除をセットでご依頼される事が多いような気がする日々です。

そんなんで先日はエアコンのお掃除をご予約して頂いたお客様から、
前日に連絡があり、追加でガスコンロの汚れを部分的に除去してほしいとの事です。
エアコン掃除も問題なく終了し、コンロを確認させて頂くと、まあ、よくある焦げ付き汚れです。
今回がガスコンロでしたが、IHヒーターにもよくあるタイプの焦げ付き汚れです。
お客様は油汚れ用の洗剤とスポンジなどで擦ったけど、全然キレイにならない・・・
そんな理由で僕にご依頼を頂きました。

確かに汚れを見ると茶色で油汚れかなって思うだろうけど、
たぶんこの汚れは油分も入っていると思うけど、水垢汚れと判断した方がいいと思います。
お鍋などから噴きこぼれた水分が火力によって繰り返し蒸発している。
つまり、水に含まれるミネラルが蒸発することで出てくる水垢汚れなんです。
なので、水垢はアルカリ性、
皆さんが油汚れに使う洗剤はアルカリ性なんで中和しないんで汚れが落ちない。
そんな理由だと思います。

汚れを落とす基本は中和なんです。
その他いろいろな事もあるけどね。
少し焦げ付き汚れとは話がそれてしまうけど、中和が大切って事なんだけど、
汚れが何なのかを把握する事で中和が出来ます。
なんで、汚れの種類によって洗剤を使いわけないといけません。
一番いろんな汚れがあるのはお風呂。
1、水垢
2、皮脂汚れ(石鹸汚れ)
3、カビ汚れ
こんな汚れがあるので、お風呂掃除の基本は3種類の洗剤が必要になります。
酸性・アルカリ性・塩素系
塩素系は中和ではなく漂白になるのかな。
まあ、今までアルカリ性のお風呂洗剤だけで掃除したり、
カビキラーだけで掃除してた方はあまりキレイにならない理由がわかったかな・・・・


話は焦げ付き汚れにもどるんですが、
よくテレビなどでもクレンザーなどを使ってるのを見た事あるけど、まあ、研磨はいいかもしれません。
でも水垢をやわらかくする為の方法も必要だろうと思います。
なんで、結論は酸性の研磨剤を使用する事かなと思います。
しかし、研磨剤なんで素材にキズなどが入る恐れもあるのでそこは慎重に研磨剤を選ぶ必要があると思います。

そんな事をお客様とおしゃべりしながらの約5分の作業で終了!
お客様は「流石、プロは違うね!」
そんな事をおっしゃってくださり、
少し上機嫌で本日の作業終了!

下の方に写真を載せてるけど、ガラストップ部分のみの掃除です。
五徳などは掃除してません!
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